
サムネイル引用元 世界遺産オンラインガイドより

Character
クラ子
最近クラシック家具のお店に入社した新人販売員。
ロリータファッションなど可愛いものが好き。
さとる
長年クラシック家具のお店に勤めるベテラン販売員。
冷静だが家具の事になると熱く語りだすクラシック家具愛にあふれた先輩。
ダイナミックな様式
店頭の恐竜も元気にお客様をお迎えしてました(笑)
今日もダイナミックです!
絶滅してしまった恐竜を現代に復元しているところはクラシック家具と通ずるものがあり
その不変の魅力を伝えたいという思いで置いているんですよ
そんな意図があったなんて!ダイナミックなダイナソーの家具って意味かと思いました!
なるほど(笑)ダイナミックな家具といえば、ルネサンス様式の次の時代に流行ったバロック様式はとても豪華で迫力のある様式ですね!
今日はバロックの豪華でダイナミックな表現を見ていきましょう
バロック期の大きな出来事
その前にバロック期に日本では何があったか分かりますか?
おっ!正解です。日本は江戸時代。鎖国政策で元禄文化が栄えましたね

はい!日本の話はここまで!それではバロックの話をしましょう
バロックの特徴とは?

なるほど!劇的な装飾や光と影の表現がとても魅力的です!
そうですね!はっきりとしていて力強い表現というのがよくわかりますね
バロックという言葉は本来、馬鹿げた・規則から外れたという意味で、ポルトガル語のバロコ(barroco)から「歪んだ真珠」と言われたのがもっとも語源として有力と言われています
きれいな丸のイメージがある真珠を“歪んだ”といっているのが規則的ではない様式というのがわかります!
そうですね!現代も丸くないいびつな真珠のことをバロックパールと言ったりしますね
真珠の耳飾りの少女
ヨハネス・フェルメールは、柔らかな光を巧みに使い、モデルの肌や衣服に温かみを与えています。この光の使い方は、バロックのキアロスクーロ(明暗法)に通じるもので、対象の立体感や質感を強調しています。
明確な陰影と優しくつややかな女性の表情です。絵画に向かって左側から当たっており、全体的に薄暗い環境のなかで明確なメリハリを生んでいます。

これ見たことあります!少女の顔が明るく照らされ、周囲が暗いのが印象的です
有名なヨハネス・フェルメールの代表作ですね。バロック期は物語性やドラマを重視していて、少女の表情や視線にも何か物語が感じらますね。観る人に想像を促す要素があります
確かに彼女の表情は少しミステリアスで何を考えているのか気になります、、、。
柔らかいながら強い光の明暗からミステリアスな雰囲気を感じ取れますね
聖テレジアの法税
作品全体は動的な構図で、聖テレサが反り返る姿や、周囲の布と天使の動きが生き生きとしています。また、豪華な大理石や金色の装飾が豊かなバロック様式を際立たせ、宗教的なテーマとして神との深い結びつきを描写しています
聖テレサの強い感情を捉えたドラマティックな表現や、光と影の巧みな使い方によって、神聖さと神秘性が強調されているジャン・ロレンツォ・ベルニーニの作品

この作品は「天使に黄金の槍で体を貫かれた」という聖テレサ表現した作品なんです
そうですね!実はこの作品があるコルナロ礼拝堂は、当時の芸術家の第一人者だったベルニーニが内装のデザインから完成までを手がけた建物なんです。この演出もベルニーニの考えですね
彫刻だけでなく後ろの装飾まで、、、。迫力が増して見えます!
聖ペテロ広場(サン・ピエトロ広場)
サンピエトロ広場は、バチカン市国に位置し、バロック様式のジャン・ロレンツォ・ベルニーニによる建築物。壮大な円柱列と古代エジプトのオベリスクが特徴で10年以上の歳月をかけて完成させました。
- 大聖堂内部には、彫刻や絵画、金装飾がふんだんに施されており、視覚的な豊かさが感じられます。特に、ベルニーニの彫刻やフレスコ画がバロックの感情的な表現を強調しています。

サンピエトロ広場では「楕円形」という建築の中で今まで見られなかった形が用いられました。
中央のオベリスクを中心に放射状に広がり圧倒的な迫力と宗教的な神聖さを強調していますね
なるほど楕円形にすることで広がりの迫力が増すのですね
ヨハン・セバスティアン・バッハ
バロック音楽は情熱的な表現と調和の美しさがあり、世界中で愛されています。この時代の作曲家は感情豊かな旋律や緻密な対位法、宗教的なテーマの表現を通じて、芸術の頂点を極めました。
バロック音楽の輝きを象徴する作品として、ヨハン・セバスティアン・バッハの「ブランデンブルク協奏曲」が挙げられます。
多彩な楽器編成と華麗な旋律が特徴で、バッハの巧みな対位法と作曲技術が際立つ作品です。

オルガンやチェンバロ、クラヴィコードなどの鍵盤楽器のための音楽や、弦楽器、特にヴァイオリンのための音楽が盛んに作られていたんです
オルガンなんてまさに教会の音楽という感じがして宗教色が強いバロック期とマッチしていますね
ルネサンス様式との比較
このようにバロックは動的で力強くダイナミックな様式といえますね
ルネサンス様式は、静的で整然とした美しさを追求したスタイルでしたよね
そうなんです!ルネサンスからバロック期になり大きく変わりました

引用 https://worldheritage-mania.com/constitutional-heritage-salzburg-cathedral
簡単に言うと王族や貴族の宮廷で用いられた豪華な建築や装飾のスタイルですね
宮廷様式
文化や時代の宮廷における建築や装飾、芸術様式のことを指します。
特にヨーロッパのルネサンスやバロック時代などで発展し、豪華なデザインや象徴的な装飾が特徴です。宮廷様式は、権力や富の象徴として、政治的・社会的な地位を表現する手段ともなりました。
バロック様式の派生『ルイ14世様式』
バロック期の派生として「ルイ14世様式」もあげられますね「ヴェルサイユ宮殿」が代表的です
そうですね!ルイ14世はヴェルサイユに宮殿をたて水を引くことで権力を示しました。
「水なき地に水を引く」
ヴェルサイユには近くに水を引く高地がありませんでした。ルイ14世は、10km離れたセーヌ川の川岸に「マルリーの機械」と呼ばれる巨大な揚水装置を設置し、堤の上に水を上げさせました。そして、古代ローマに倣って水道橋を作り、水をヴェルサイユまで運び、巨大な貯水槽に溜め込んだのです。宮殿の建設よりも多くの労力が費やされた噴水庭園には、宮殿建設の25,000人に対し、36,000人が投入されています。
こうして、水無き地で常に水を噴き上げる噴水庭園が完成し、自然をも変える力を周囲に示したのです。

建設当時のヴェルサイユ宮殿
宮殿内には地方の有力貴族の居住空間も用意されており、権力の一極集中を実現していました。そのため、フランス絶対王政の象徴的な建造物とも言われています。
宮殿はルイ14世をはじめとした王族や貴族たちが国政を議論する場であり、時には社交場でもありました。このような環境から、さまざまなルールやエチケット、マナーが生まれ、今につながるものも多く存在しています。

参考文献 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E5%AE%AE%E6%AE%BF
バロック様式の家具
たくさん作品を知りましたがバロック様式はクラシック家具になるとどんな特徴になるんですか?
バロック様式は家具になっても同じで動的できらびやかな様式ですね

当時の宮殿の高貴さとインパクトがとても感じられますね
バロック様式は芸術・文化の分野で権力や宗教の力を示し表現しています
そしてメゾン・ド・マルシェではクラシック家具を取り扱っております
力強く豪華でダイナミックな様式を是非店舗でご覧ください
もっと詳しいバロック様式の解説はここから↓↓

ルネサンス様式解説トピックス ~バロックの輝きと魅力~贅沢なるスタイルの探求
まとめ
“劇的な表現が魅力”のバロックについて学びました。
今回紹介したものはバロック期のほんの一部分です。
紹介したものだけでなくバロックの魅力ある文化を是非もっと調べてみてください!
当店では素敵なクラシック家具を多数ご用意しております♪
