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「アンティーク家具」と「ヴィンテージ家具の違いと比較」

~目次~

1.アンティーク家具とヴィンテージ家具の違いは
2.「ヴィンテージ」の由来は?:過去の魅力が続く理由
3.ヴィンテージ家具~時を超えた魅力~:ミッドセンチュリーのデザイナーたち
4.アンティーク家具:時代を超えた魅力と人気の秘密
5. “クラシック家具のインテリアへの取り入れ方”

 

1.アンティーク家具とヴィンテージ家具の違いは

アンティーク家具とヴィンテージ家具は、デザイン、時代、材料、および価値などの面でいくつかの重要な違いがあります。
アンティーク家具は通常、18世紀から19世紀のヨーロッパの古典的な様式に基づいており、特定の時代や国のデザイン要素に忠実です。
これに対して、ヴィンテージ家具は、概ね、20年以上100年未満の家具を指しますが、時代やデザインスタイルに制約がないため、幅広いバリエーションが存在します。
材料と工芸に関して、アンティーク家具は高品質な材料と伝統的な製作技術を使用しており、年代や様式(スタイル)により木材の彫刻、貴重な木材、金箔などを使用しています。一方、ヴィンテージ家具はさまざまな材料と製作技術が使用され、手作りの要素やユニークなデザインがあり、その独自の特徴と魅力によって価値が見出されています。

 

 

2.「ヴィンテージ」の由来は?:過去の魅力が続く理由

「ヴィンテージ」という言葉は、英語の語源に由来しています。この言葉は、古典的なワインの年代を指すフランス語の
「vendange(ヴァンダンジュ)」に由来しています。ワインの文脈では、特に古典的で高品質なワインが、
その年代を示す「ヴィンテージ」として認識されています。この概念が転用され、他の分野にも拡大されたようです。

 

 

 

 


家具やファッションなどのコレクティブルアイテムの世界では、よく使用されます例えば”ジーンズ”では特定の時代や年代に製造されたジーンズを”ヴィンテージジーンズ”と指しその風合いやデザインのユニークさから、コレクターアイテムやファッション愛好家に人気があります。
過去のデザインスタイルや時代の製品に対して「ヴィンテージ」という用語が使用されるようになったのは、これらのアイテムが、その時代特有のデザインや魅力を持ち、コレクターやファッション愛好家によって高く評価されているからです。
「ヴィンテージ」という用語は、アイテムが新しさや最新のトレンドに対抗して、古典的で時代を超越した価値や魅力を持っていることを強調するために使用されています。このように「ヴィンテージ」は古典的で魅力的な過去の歴史や所有者の思いが受け継がれ、経験を経て出来た価値を称賛するための用語として広く使用されています。

 

 

 

 

3.ヴィンテージ家具~時を超えた魅力~:ミッドセンチュリーのデザイナーたち

ミッドセンチュリー時代は約1940年から1960年代中盤までの期間を指します。第二次世界大戦後の復興期から始まり、
冷戦時代にかけて続きました。特徴としてはミッドセンチュリーのデザインは、シンプルで洗練されたスタイル、
新しい素材の使用、機能性、そしてアーティスティックなアプローチに焦点を当てています。また、明るい色彩や
オーガニックな形状も特徴とされています。

 

 

 

●代表的なデザイナーはCharles & Ray Eames (チャールズ & レイ・イームズ)
1907年ミズーリ州セントルイス生まれのCharles Eames(チャールズ・イームズ)と1912年カリフォルニア州サクラメント生まれのRay Eames(レイ・イームズ)は、ミッドセンチュリーを代表するデザイナーで、新しい素材や加工技術が開発されると、それをデザインに取り入れ、家具を開拓しました。曲面が美しい「イームズシェルチェア」は、色鮮やかな成形プラスチック(FRP製)の座面とスチールパイプで作られた脚部が特徴です。

 

 

 

●アルネ・ヤコブセン
20世紀において、ヤコブセンのアイデアの数々は半世紀以上もの間デンマークのデザインシーンを形作り、スカンジナビアから波及して世界中の建築家やデザイナーに影響を与えました。代表作エッグチェア、スワンチェア、セブンチェア、アリンコチェア、ドロップなどがあります。

 

 

 

●フィン・ユール
デンマーク出身の著名なインテリアデザイナーおよび家具デザイナーで、ミッドセンチュリー・モダン運動の一翼を担った重要な人物の一人です。彼のデザインは独自で革新的であり、彼の名前はミッドセンチュリー・デザインのアイコンの一つとして今日でも高く評価されています。チーフテンチェア・ペリカンチェアなどが有名です。これらは曲線的な背もたれやアームレスト、特徴的な脚部を持っています。

 

 

このほかにもミッドセンチュリー時代の様式にはブルックリンスタイルやインダストリアルスタイルがあります。


■ブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルとは、ニューヨーク市のブルックリン区に由来するインテリアデザインとライフスタイルのスタイルを指す言葉です。このスタイルは、都市のボヘミアンカルチャー、アート、クリエイティブな活動に根ざし、個性的でアーティスティックな空間を作り出すことに焦点を当てています。木製の家具や床材、天然繊維のテキスタイル、植物を取り入れて、温かみのある環境を作りだすとともに都市生活とアートの融合を体現した、クリエイティブで自由なスタイルです。自分の個性を表現し、アートやデザインに興味を持つ人々にとって魅力的なスタイルです。

 










■インダストリアルスタイル

インダストリアルスタイルとは業的なデザイン要素を取り入れたインテリアデザインスタイルで、20世紀初頭に工業施設や倉庫を住居として再利用したことから始まりました。このスタイルは、その堅牢で実用的なデザイン、無駄のないシンプルさ、そして工業プロセスに由来する素材の使用で特徴づけられています。また、通常、家の構造や配管、配線などの要素を隠すのではなく、むしろ露出させることがインダストリアルスタイルの特徴です。天井や壁の梁、配管、ダクトなどが見えることが多いです。

●代表家具
Tolixトリックス社のa-chair=トリックス社の創業者でもあるグザビエ・ポシャールが、1934年にデザインしたのが「Aチェア」。スチールに亜鉛メッキを施した椅子は、鈍い光沢感、触感などに優れており、またアウトドアでも使用できるなど機能的でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

4.アンティーク家具:時代を超えた魅力と人気の秘密

アンティーク家具は伝統的な材料と職人技術によってつくられており、高品質な木材、彫刻、装飾、仕上げなど高度な技術と時間を使って生み出されています。また一部のアンティーク家具は歴史的な価値を持ち、有名なデザイナーや職人によって作られていますので、アンティーク家具は希少でコレクターズアイテムとされ、アンティーク市場で高値で取引されることがあります。

 

これらのアイテムは供給が限られており、需要が高いため、価格が高騰し入手困難な事があげられます。現代ではアンティーク家具をリプロダクト(複製)の技術を持って、歴史的なデザインを忠実に再現し、クラシックなデザインの美しさや価値を保ちながら、より手頃な価格で提供できるようになりました。

 

さらに、リプロダクション家具は、現代の生活に適しており、手入れが比較的簡単です。オリジナルのアンティーク家具は時にデリケートで手入れが難しいことがありますが、リプロダクション家具は現代の要求に合わせて設計されているため、日常的なケアがしやすく身近なアイテムとして現代の生活に溶け込むことが出来ています。
また、リプロダクション家具は、歴史的なデザインを忠実に再現し、且つデザインの美しさや価値を保ちながらもより手頃な価格であることが人気の一つです。

 

 “クラシック家具のインテリアへの取り入れ方”

「クラシック家具とは」
イタリア、フランス、英国を中心とする、バロック様式やロココ様式・ネククラシシズム様式を中心に、
ヨーロッパの歴史的な宮廷インテリア様式を取り入れデザインされたスタイルの事です。

忠実に再現されたものから、現代風にアレンジが加えられたもの、日本の住宅に合わせてデフォルメされたものまで、
いずれも伝統的な格調の高いインテリアを現代に再現させたのが、「リプロダクション家具」です

リプロダクション家具は、現代の生活に適しており、手入れが比較的簡単です。オリジナルのアンティーク家具は時にデリケートで手入れが難しいことがありますが、リプロダクション家具は現代の要求に合わせて設計されているため、日常的なケアがしやすく身近なアイテムとして現代の生活に溶け込むことが出来ています。
また、リプロダクション家具は、歴史的なデザインを忠実に再現し、且つデザインの美しさや価値を保ちながらもより手頃な価格であることが人気の一つです。

メゾン・ド・マルシェが扱うクラシック家具(クラシック調家具・クラシックスタイル家具、クラシック様式家具)は、
宮廷インテリアの様式のアンティーク家具をモチーフに現代で新しく作られた家具であるということです。
伝統的な価値あるデザインが、現代の素材と職人の技術で再現されています。

エピローグ

アンティーク家具とヴィンテージ家具は、古き良き時代のデザインを取り入れた、私たちに新たな視点と魅力的な空間を提供してくれます。
メゾン・ド・マルシェでは、アンティーク家具をリプロダクトし、アンティークの魅力をたっぷりとご堪能いただける豊富なコレクションを取り揃えており、クラシック家具でトータルコーディネートすることも、モダンインテリアの中にクラシック調のインテリアを取り入れることでコーディネートのアクセントにすることもできます。

ご自身のスタイルに合った素敵なアイテムを見つけて、心地よい空間を演出するアイデアやインスピレーションのきっかけになれば幸いです。

 

メゾン・ド・マルシェは、クラシック家具の魅力を日本全国に発信していきます。

 

 


18世紀:ロココ様式について
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