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第6回 クラシック家具は身近に存在している!?③
Character
最近クラシック家具のお店に入社した新人販売員。
ロリータファッションなど可愛いものが好き。
長年クラシック家具のお店に努めるベテラン販売員。
冷静だが家具の事になると熱く語りだすクラシック家具愛にあふれた先輩。
神戸にあるクラシック建築
メゾンドマルシェ神戸本店に勤めるクラ子とさとるは
兵庫県神戸市みなと元町駅にて出社前偶然バッタリ会う________
入社からずっとこの駅で通っていますよ
みなと元町駅は魅力的です!私は自宅の最寄り駅はJRなのですが、みなと元町駅が好きなので地下鉄で通っています!
朝はこの駅から元気をもらうんです!
いやー新人の成長に関心してしまいます
どどど、どんな秘密が、、、。
これは解説が必要ですね
神戸と開港の歴史
江戸時代、長く海外との貿易は制限されてきました。ところが、1853年(嘉永6年)の黒船来航で日本は開国を迫られ、1858年(安政5年)の日米修好通商条約により開港が決定。函館や横浜、長崎、新潟とともに兵庫は開港場に選ばれ、海外との貿易拠点として開港することになりました。(兵庫が実際に開港したのは、それから9年後の1868年1月1日)
神戸港は国際貿易港として発展し、1893年(明治26年)には輸入額が全国第1位の港に成長しました。
古来、神戸は海上交通の拠点として栄えてきました。神戸が港町として栄えた理由は、いくつかあります。北の六甲山、南の和田岬が北風や偏西風をさえぎり、穏やかな海をつくり出していたこと。湾岸線の水深が深く、潮の干満の差が少ないなど、神戸の港は船を停泊させるのに適した条件を持っていたことが理由のひとつともいわれています。
また、都があった京都や商業の中心地である大阪に近く、古くから朝鮮半島や大陸との交易拠点として重宝されてきました。このように、神戸の地形や気候、立地などの良港条件が整っていたことが大きかったのでしょう。
異文化が取り入れられるようになった神戸の街には、いまも至るところにその面影が残っています。旧居留地のレトロ建築や洋食の定食屋、中華街、ジャズ喫茶……。神戸開港の歴史を詳しく知れば、神戸の街歩きをまた違った角度から楽しめるでしょう。
出典 https://www.feel-kobe.jp/column/kobe-port/
みなと元町駅
兵庫県神戸市の中央区に位置するメゾン・ド・マルシェ神戸本店の近く、JR元町駅から徒歩5分でみなと元町駅が現れます
引用 https://kenchiku-pers.com/photo/minatomotomachi_station/
辰野金吾は、日本の建築家であり、日本の近代建築の先駆者の一人です。彼は東京駅丸の内駅舎の設計を手がけ、その建築様式はクイーン・アン様式の影響を受けていると言われています。
辰野金吾は、イギリス留学時代にヴィクトリア様式のひとつであるクイーンアン様式を学び、それを日本の環境に合わせて日本化した「辰野式」と呼ばれる建築様式を開発しました。
神戸市中央区元町通にあるメゾン・ド・マルシェ神戸本店、そのすぐ近くに辰野金吾が設計した『旧第一銀行神戸支店』がありました。
1995年の阪神淡路大震災で被災した旧第一銀行神戸支店は、全面的な取り壊しの検討もされましたが、歴史的景観の保全を考慮し、南側と西側の二面の外壁が残され、新たな役割を与えられ、神戸市営地下鉄湾岸線の「みなと元町駅」の出入口として生まれ変わりました。「辰野式 」とも呼ばれる赤いレンガと白い御影石のコントラストが鮮やかなデザインの外壁には、辰野氏が影響を受けたクイーンアン様式の特徴が随所に見受けられます。
旧居留地
美しい建物でいっぱいですね
かつて開国した際に外国の方々はこの旧居留地に住んでいました。現代ではフォトスポットとしても広く人気を集めています!
商船三井ビルディング
神港ビルヂングから西へ数分あるくと、優美な外観の「商船三井ビルディング」が現れます。
1922年に旧大阪商船神戸支店として竣工した建物で、設計は後に関西を中心に多くの近代建築の名作を残すことになる渡辺節。
この案件を担当するにあたって欧米を視察し、アメリカン・ルネサンス様式を参考に設計を行いました。
大正生まれの大規模集合オフィスビルのなかで、竣工当時の姿を大部分で留めるほぼ国内唯一の事例とされています。
引用 https://www.feel-kobe.jp/model_course/modelcourse_04/
現在の建築が近くにあってより西洋建築の優美な外観が目立っています!
旧居留地38番館
1929年(昭和4年)に、米・シティバンクの神戸支店として建てられた「旧居留地38番館」。
設計は神戸女学院や関西学院大学などを手掛けた「ヴォーリズ建築事務所」です
デザインはアメリカン・ルネサンス様式となっており、南側正面に並んだ4本のイオニア式の円柱が特徴的で、両端は目地を目立たせた石積みで引き締められています。
暖かい茶色のクラシカルな外観が、白っぽい外観が多い旧居留地の建築群の中で際立っており、周辺の街路樹や街灯と相まって、ひときわお洒落な雰囲気が漂っています。
引用 https://www.feel-kobe.jp/model_course/modelcourse_04/
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- 19世紀後半から20世紀初頭にかけてアメリカで発展。主にアメリカ合衆国の建築家たちが、ヨーロッパの古典的なスタイルを再解釈して取り入れたもの
神戸北野異人館
神戸市風見鶏の館は、兵庫県神戸市中央区北野町3丁目にある歴史的建造物。1904年(明治37年)にドイツ人貿易商の住宅として建てられた異人館(西洋館)で、重厚な煉瓦造りの外観と、屋根上の風見鶏を特徴とする。その風見鶏により風見鶏の館と呼ばれ、また当初の居住者
の名から旧トーマス邸、旧トーマス住宅とも呼ばれる。国の重要文化財に指定されている。1904年(明治37年)に、ドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマスの個人住宅として、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデの設計により建てられたネオ・バロック様式を基調とし
た建築である。
施主のトーマスはこの家をハウス・レナニア(ラインの館)と呼び、ドイツ風の重厚なデザインの中に内装には随所に世紀末のユーゲント・シュティール(アール・ヌーヴォー)様式を取り入れている。
※2024年8月 現在は休館中
様式の歴史解説はこちら↓↓
バロック様式解説トピックス ~バロックの輝きと魅力~贅沢なるスタイルの探求
ルネサンス様式解説トピックス ルネサンスの輝き ~芸術、家具、音楽、そして文化の復興~
英国館
イギリス人建築家の設計によるコロニアル様式の洋館で、館内はアーツ&クラフツ運動の提唱者で、モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスのファブリックで装飾され、17世紀バロックから19世紀ビクトリア時代の家具調度品の美しさが目を引く。
2階には世界で最も有名な英国人 「シャーロック・ホームズ」の部屋が再現されています。
出典 https://www.kobeijinkan.com/ijinkan_list/england
二人は神戸のクラシックな建物をまわり、本社に戻り解散となった____________
神戸にはたくさんクラシックを感じるものがありますね
神戸の街は歴史ある場所であふれています。
そんな異国情緒あふれる神戸の街で今回紹介した魅力的なクラシック建築を
ぜひ見に行ってみてください!
メゾン・ド・マルシェでは、クラシック家具をそろえております。
あなたの周りを美しい家具で揃えませんか?
まとめ
『今回はクラシック家具は身近に存在している③』神戸にあるクラシック建築について学びました。
神戸のクラシック建築はここでは紹介しきれないほどたくさんあります。
紹介した建築や内装装飾、その魅力をもったクラシック家具を取り入れることで神戸も家具も好きになれます!
是非調べてみてください!
当店では素敵なクラシック家具を多数ご用意しております♪