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接客のコツ  ― お客様の声への対応について ―

~目次~

 
接客では、すべてのお客様対応がいつもスムーズに進むとは限りません。
商品やサービスに対するご不満、説明不足による行き違い、対応の印象による不信感など、
さまざまな形でお客様の声をいただくことがあります。
 
ただし、お客様の声は、必ずしも不満やクレームだけを意味するものではありません。
 
改善のご要望、使いづらさのご相談、説明への疑問、期待との違い、
「もっとこうしてほしい」という声も含めて、お客様の声です。
 
実際には、
 
「困っているので何とかしてほしい」
「状況を分かってほしい」
「きちんと対応してほしい」
「こう改善してほしい」
 
という気持ちから出ていることも少なくありません。
 
そのため、最初の受け止め方を誤ると、
本来は小さく収まるはずだったことが、クレームとして大きくなってしまうことがあります。
 
対応で大切なのは、
慌てず、感情的にならず、相手の話を正確に受け止めることです。
そして最後には、貴重なご意見として感謝の気持ちを持つことも重要です。


 

 

 

1. お客様の声とは
― 不満だけでなく、改善のきっかけになる声も含まれる ―

お客様の声と聞くと、
強い言葉や厳しいご指摘を思い浮かべやすいかもしれません。
しかし実際には、すべてが強いクレームというわけではありません。
 
たとえば、
 
・商品について分からないことがある
・使い方に戸惑っている
・思っていたものと違った
・対応の仕方に違和感があった
・もっとこうだったらよいのにと感じた
 
といったことも、お客様の声に含まれます。
 
特に多いのは、
「商品やサービスについて困っているので、改善策がほしい」という声です。
 
この場合は、まず話を聞き、状況を理解し、不便さに共感したうえで、
対応策を示すことが基本になります。
 
つまり、お客様の声は
不満の表明であると同時に、改善のきっかけでもあります。
 
【ひとこと】
お客様の声は、不満だけでなく、改善のヒントでもあります。
まずは“何に困っているのか”を正確に受け止めることが大切です。

 

 

 

2. お客様の声への対応で起こりやすいこと
― 最初の受け止め方で、その後の流れが変わる ―

お客様の声への対応では、
最初から強い調子で入るものばかりではありません。
 
たとえば、
 
・改善してほしいことがある
・問い合わせのつもりだったが、対応の仕方で不満が強くなった
・感情的な言い方や強い要求が前面に出ている
 
といったように、内容や温度感はさまざまです。
 
一方で、
最初は単なる問い合わせだったのに、
電話がつながらない、説明が不十分、対応の印象が悪い、といった理由で
クレームに変わってしまうこともあります。
 
こうしたケースでは、内容そのものだけでなく、
対応の仕方が不満を大きくしてしまっている可能性があります。
 
また、非常識な要求や威圧的な態度を伴う場合には、
通常のご意見対応とは分けて慎重に対応すべきケースもあります。
その場合は一人で抱え込まず、上長に相談することが重要です。
 
【ひとこと】
お客様の声は、最初の受け止め方で大きさが変わります。
困っている声なのか、感情が強くなっているのかをまず見極めることが大切です
 

 

 

3. なぜ冷静な対応が大切なのか
― 感情ではなく、状況を正確に受け取る ―

こうした対応では、冷静さがとても重要です。
 
おどおどした態度や、逆に防御的な言い方は、
相手に不安や不信感を与えやすく、
怒りを強めてしまうことがあります。
 
相手が感情的になっているときほど、
受け手側が落ち着いて対応する必要があります。
 
対応の役割は、
相手を言い負かすことではなく、
相手が何に困っているのかを正確に理解し、
解決に向けて話を進めることです。
 
そのためには、まず感情に引きずられず、
事実と要望を整理して受け止めることが必要です。
 
また、相手は
「話を聞いてほしい」「分かってほしい」と感じていることが多いため、
最初にしっかり話を聞くこと自体が、
相手の気持ちを落ち着かせるきっかけになることもあります。
 
共感や理解を示す相づちも有効です。
 
たとえば、
 
・「おっしゃる通りでございます」
・「それはご不便でございましたね」
 
といった言葉は、
相手の感情を受け止める助けになります。
 
【ひとこと】
こうした対応では、相手より先にこちらが落ち着くことが大切です。
冷静さは、相手を抑えるためではなく、状況を正確に理解するために必要です。
 

 

 

4. 対応の基本の流れ
― 聞く、謝意を伝える、確認する、解決策を示す ―

お客様の声への対応には、基本となる流れがあります。
 
大きくは、
 
1. まず話を聞く
2. 謝意を伝える
3. 内容を確認する
4. 解決策を示す
5. 必要があれば追加の説明をする
6. 最後に感謝を伝える
 
という順番です。
 
このとき大切なのは、
ただ謝るだけで終わらないことです。
 
まず、話を聞く段階では、
相手の言葉を途中で遮らず、誠意を持って受け止めることが大切です。
 
相手は、自分の困りごとを理解してほしいと思っています。
 
そのため、話を最後まで聞く姿勢そのものが、対応の土台になります。
 
次に謝意ですが、
ここでは何でもかんでも全面的に認めるのではなく、
不快な思いや不便をかけたことに対してお詫びするという姿勢が大切です。
 
事実関係がまだ明確でない段階では、限定した形で謝意を伝える方が適切です。
そのあと、内容を復唱して確認します。
 
復唱には、
 
・内容を明確にする
・きちんと聞いていることを伝える
・解決に向けて話を進める
 
という意味があります。
 
これを省くと、相手は「本当に理解しているのか」と不信感を持ちやすくなります。
 
解決策を示すときは、
専門用語を並べたり、一方的に長く説明したりせず、
相手が理解しやすい言葉で、区切りながら伝えることが大切です。
 
また、その場で判断できないことや、自分で対応できないことは、
曖昧に約束せず、担当者や上長に確認する流れに切り替えます。
そして最後に、感謝の言葉で締めくくります。
 
こうした声は、商品やサービスを見直すきっかけにもなります。
不満を何も言わずに離れていく方もいる中で、
声を寄せてくださったこと自体に感謝する姿勢はとても大切です。
 
【ひとこと】
対応では、謝ることだけではなく、解決に向けて整理することが大切です。
最後に感謝を伝えることで、対応の印象は大きく変わります。
 

 

 

5. 記録を残すことの重要性
― 対応の質を揃え、引き継ぎを確実にする ―

お客様の声への対応では、
記録を残すことも非常に重要です。
 
その場でしっかり対応したつもりでも、
時間が経つと、
 
・何に困っておられたのか
・どこまで説明したのか
・どのような対応を約束したのか
 
といった内容が曖昧になってしまうことがあります。
 
記録が残っていないと、
 
・担当者が変わったときに最初から確認し直す
・同じ説明を何度もお願いしてしまう
・対応の認識にずれが出る
 
といったことが起こりやすくなります。
 
そのため、対応内容を正確に記録し、
必要な人が確認できる状態にしておくことが大切です。
 
記録は、対応の抜け漏れを防ぐだけでなく、
お店として同じ品質で対応するための土台にもなります。
 
【ひとこと】
対応の記録は、同じ説明を繰り返さないためにも大切です。
記録があることで、対応の質と引き継ぎの質は安定しやすくなります。


 

 

 

6. 私たちのお店では
― 冷静に受け止め、必ず記録し、事実確認と引き継ぎを丁寧に行う ―

私たちのお店では、
こうしたお客様の声への対応において、まず感情的にならずに話を受け止めることを大切にしています。
 
接客の現場では、
お客様が不快に感じたこと、説明不足だったこと、
商品や対応へのご不満など、さまざまなお声をいただくことがあります。
 
そうしたときに大切なのは、
その場で言い返したり、すぐに結論を出そうとしたりすることではなく、
何に対して不満や不便を感じているのかを正確に把握することです。
 
そのため、
 
・まず最後まで話を聞く
・不快な思いをさせたことに対してお詫びする
・内容を確認して認識を揃える
・その場で対応できることと、確認が必要なことを分ける
 
という流れを意識します。
 
また、私たちのお店では1年間の品質保証を設けているため、
商品に関するご相談や不具合については、
まず保証の対象となる内容かどうかを確認しながら、
落ち着いて状況を整理することが大切です。
 
あわせて、当店で扱う輸入家具は、国産品とは仕様や構造、仕上げの考え方が異なる場合があります。
そのため、お客様にとっては不具合のように見えることでも、
実際には素材の特性や構造上の仕様によるものであるケースもあります。
 
こうした場合は、
すぐに判断したり言い切ったりするのではなく、
 
・どのような状態か
・いつから気になっているのか
・使用上どのような支障があるのか
 
を丁寧に確認し、必要に応じて写真確認や担当者確認につなげることが重要です。
また、当社ではこうした内容を必ずシステムに登録しています。
 
対応の履歴、確認内容、約束したこと、今後の対応方針を残しておくことで、
担当者への引き継ぎや上長への報告がしやすくなり、
同じ説明を何度もお願いすることも防ぎやすくなります。
 
もし自分で判断できない内容であれば、
無理に答えず、確認のうえで折り返すことを伝えます。
 
その際も、どのくらいで連絡するのか、誰から連絡するのかを明確にし、
お待たせしすぎないようにすることが大切です。
 
そして、対応の最後には、
ご意見をいただいたことに対して感謝の言葉を忘れないようにします。
 
こうした場面はつらいこともありますが、
見方を変えれば、お店を改善するためのきっかけでもあります。
 
【ひとこと】
冷静な対応は、相手のためだけでなく、事実を正確に捉えるためにも必要です。
品質保証や商品の仕様を正しく理解し、記録を残して引き継ぐことが安心感につながります。
 

 

 

7. カスタマーハラスメントにあたる場合
― すべてを通常のお客様対応として受ける必要はない ―

お客様の声は大切に受け止めるべきものですが、
その一方で、すべてを通常のお客様対応として受け続ければよいわけではありません。
 
たとえば、
 
・暴言や人格を否定する発言が続く
・威圧的な態度で長時間拘束しようとする
・過剰な要求を繰り返す
・ルールや対応範囲を超えた要求を強く迫る
 
といった場合は、
通常のご意見やご不満の範囲を超えている可能性があります。
 
こうした場合に大切なのは、
「お客様だからすべて受けなければならない」と考えすぎないことです。
 
相手の困りごとには丁寧に向き合う一方で、
過剰な要求や威圧的な言動に対しては、一人で抱え込まず、組織として対応することが必要です。
 
そのため、
 
・一人で判断しない
・早めに上長へ共有する
・記録を残す
・対応の範囲を明確にする
 
という姿勢が重要になります。
 
【ひとこと】
大切なお客様の声と、通常の対応範囲を超える言動は分けて考える必要があります。
一人で抱え込まず、組織として対応することが自分を守ることにもつながります。

 

 

 

8. まとめ
― 冷静に受け止め、最後は感謝で締めくくる ―

お客様の声への対応で大切なのは、
感情に引きずられず、相手の困りごとを正確に理解し、
解決に向けて順番に対応することです。
 
・まず話を聞く
・不快や不便に対して謝意を伝える
・内容を確認する
・解決策を示す
・必要に応じて引き継ぐ
・記録を残す
・最後に感謝を伝える
 
この流れを意識することで、
対応の質は安定しやすくなります。
 
また、お客様の声は、単なる不満対応ではなく、
商品やサービス、お店の運営を見直すきっかけにもなります。
 
だからこそ、冷静に受け止め、丁寧に対応し、
必要なことはきちんと記録し、最後は感謝の言葉で締めくくることが大切です。
 
一方で、過剰な要求や威圧的な言動については、
通常のお客様対応とは分けて考え、
一人で抱え込まずに対応することも必要です。
 
【ひとこと】
お客様の声への対応は、問題を広げないためだけでなく、
信頼を取り戻し、お店を良くするための対応でもあります。
冷静さ、感謝、そして記録。この3つが対応の土台になります。

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