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イタリアバッサーノ産 食器
デザイン性に優れ、楽しいプロダクトを作るイタリア。
色鮮やかで豊かなデザインは日本ではなかなかお目にかかれません。
太陽の光がたっぷり降り注ぐ地でハンドペイントされた
食器は毎日の食卓を楽しくしてくれます。
バッサーノ・デル・グラッパ
バッサーノ・デル・グラッパは、ヴェネト州ヴィチェンツァ県にある人口約4万人の地方自治体(コムーネ)。
ヴェネト・アルプスのグラッパ山麓に位置する高原都市で、町の中をブレンタ川が流れています。
通りや広場には、ヴェネツィア時代の影響を受けた建物が多く、ブレンタ川に架かるヴェッキオ橋(アルピーニ橋)は町のシンボルです。
特産品として蒸留酒のグラッパやホワイトアスパラガスがあります。
バッサーノの陶器の歴史
バッサーノ焼きは、中世後期から続く伝統で、ブレンタ川右岸の丘から産出される良質の粘土によって作られます。
すでに紀元前より焼き物が作られていたとされていますが、記録に残されているのは17世紀後半になってからだそうです。
1669年から1719年のあいだは、ヴェネツィア共和国の領土内で唯一、
ポンテ・ディ・ブレンタにあるマナルディ工房が、マヨリカ焼きの独占製造を認可されていました。
その一方、1719年、バッサーノから数km南西に下ったところにある小さな町、
ノーヴェ(Nove)のジョヴァンニ・バッティスタ・アントニボンが、
日用の陶器を作るモレット工房の共同経営者となります。
時代は、ヨーロッパが長いことあこがれだった東洋の「磁器」の製法をつきとめ、
各国がその製造に夢中になったころ、マヨリカ焼きの需要が激減するのにともない、
閉鎖を余議なくされたバッサーノのマナルディ工房と対照的に、
早くに磁器にのりだしたノーヴェのアントニボンは時代の潮流に乗ることとなります。
街中には陶器博物館もあり、色鮮やかな絵付けのされた陶器の並ぶ店も点在し、
特に町のシンボルであるアルピーニ橋の付近には多くの店が並びます。
バッサーノの陶器の美しさは、通常よりもやや低温で焼き上げたことによる色彩の特徴的な鮮やかさ、
この土地の土だから可能である、比較的薄めの仕上がりによる繊細さなどからくるものです。
オリーブモチーフの食器たち
イタリア料理をはじめとする地中海料理に欠かせない食材のひとつオリーブ。
オリーブオイルやおつまみのピクルスでおなじみです。
オリーブの樹は「太陽の樹」オリーブオイルは「液体の黄金」と呼ばれることがあり、
オリーブは神聖で、豊穣や富の象徴とされているようです。
また、勝利の象徴とされているためオリーブの枝で作った冠が勝者に贈られたり、鳩とともに
平和の象徴としてモチーフにされているのを見かけることがあるでしょう。
オリーブの花言葉は「平和」「安らぎ」「智慧」「勝利」など。
とても素敵に食卓を演出してくれるモチーフです。
バッサーノ陶器の特徴はその鮮やかな色彩や美しい光沢。
是非食卓で一度ご堪能してみてください。
トマト柄入荷しました!
真っ赤な完熟トマトとオリーブが描かれた、南ヨーロッパ、イタリア産ならではの、形もデザインもオシャレなアイテムです!
ハンドペイントで描かれる、味わいのある色調です。
鮮やかな色彩、元気が出るような赤を使用したトマト柄は、贈り物としても喜ばれます!
バッサーノの食器はメゾン・ド・マルシェにて展示販売中です。
店舗によりラインナップが異なりますので、お問い合わせください。