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ART de LYS ~アール・ド・リス~ こだわりのフランス製品
【Art de Lys (アール・ド・リス) とは】
北フランスのリス=レ=ラノアで
「メイド・イン・フランス」にこだわり、
製品の企画・デザインや製造まで、
すべてが社内で一貫して行われる
創業から『130年』もの伝統をもつブランドです。
ルーブル美術館やベルサイユ宮殿でも
取り扱われているクッションカバーはじめ、
ポーチやタペストリーのデザインは、
クラシックなものからポップな柄、
アートまで取り揃えており伝統とノウハウが現代のセンスと
融合して織りなされています。
アール・ド・リスは、
フランス国家認定の
Entreprise du Patrimoine Vivnatという
【無形文化財企業】にも選ばれています。
アイテムの数も多くコレクションは毎シーズン更新され、
その数はタペストリー・キット・クッション・
ランナー・テーブルマットおよび他の物を含め9000以上とも言われています。
「製造過程」
ステップ1:デッサン
カラフルで現代的なものから古いタペストリーを
元にしたデザインなどをスタイリストがすべての
パターンを作成・提案し、その後これらの図面は
織り手に送信され、織り手は作成に取り組んでいきます。
ステップ2:製織
整経が完了し織機が準備されたら、製織を開始します。
これは技術持つ少数の職人によって行われ、
厳密さと細心の注意を必要とするこの作業により生地が作られてゆきます。
ステップ3:カット
最後に目的の部分に応じて生地をカットし、
ピースがカットされたら材料が安定するように一日休ませています。
仕立て屋が最後の仕上げを行う前に手動で再びチェックされます。
ステップ4:仕上げ
アール・ド・リスは商品により
それぞれに合わせた仕上げをしており、
クッション等は
チャーム・エレガンス・VerSoChicという
3種類の仕上げを提供しています。
「認められた繊維ノウハウ」
Tissage Art de Lysの専門技術は、
縦糸と横糸の2種類の糸を織り交ぜた複雑なジャカード織りの
伝統的な技術に基づいています。
この非常に正確な技術は平方センチメートルあたり
およそ105の糸を織り交ぜることを可能にします、
そしてそれ故に常にLys Art織物製品の特徴である
比類のない繊細さと多数の色のポイントを得ることを可能にしています。
◆◆ジャガード織りのこと◆◆
ジャガード織りとは?
「ジャガード織機」で作った織物のことで、カラーを刷っただけの “プリント” とは違い、模様や柄が生地に織り込まれています。
細かく繊細な模様から生地幅いっぱいの大きな模様、単色の地模様から100色を超える絵画のような模様まで、とても多彩な模様を作ることが出来ます。
生地を織る段階で模様を作り上げていくので、プリント生地に比べて厚みがあり、立体的な生地が出来ます。
たて糸とよこ糸が不規則に織られ、複雑な模様や柄、デザインを表現することができます。
また、先染めの糸を使用することが多いので、色落ちがしにくいです。
ジャガード織りの由来
フランスの発明家ジョゼフ・マリー・ジャカールが「ジャカール織機」を開発したことから「ジャカード」という名称で呼ばれるようになったといわれています。
” Jacquard ” はフランス語では “ジャカール” と発音しますが、最初に日本に伝わった時に、英語風に発音して「ジャカード」と呼んで、それが定着したのではないかという説もあるそうです。
正しくは「ジャカード」ですが、発音のしやすさから、「カ」が濁って「ジャガード」と呼ばれるようになったといわれています。