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~東洋への憧れ~ボーンチャイナ

 

食器等を購入するときや 、使っている食器の裏側(バックサイン)に「BONE CHINA(ボーンチャイナ)」という 文字が記されているのを目にしたことがありますでしょうか。

Bone China (ボーンチャイナ)とは

ボーンチャイナとは、原料の粘土に牛の骨を焼いた骨灰「Bone Ash(ボーンアッシュ)」が、30%~60%含まれた磁器食器です。

チャイナと名前がついていますが、中国製というわけではなく、中国発祥の技術であることから「磁器」=「チャイナ」と呼ばれます。

一般的に磁器は青みがかかった白色ですが、ボーンチャイナはやわらかい乳白色で、非常に高い透光性が最大の特徴となります。

英国のウェッジウッドやミントン、ロイヤルドルトン、日本国内でもノリタケなど多くのメーカーにボーンチャイナの製品があります。

磁器伝来の歴史とボーンチャイナの誕生

3世紀頃に中国で初めて作られたとされる磁器は、13世紀ごろジャカルタを拠点にしていた「東インド会社」というオランダの貿易会社を経由して、ヨーロッパに伝わりました。

ヨーロッパの王族や貴族たちは、貴婦人のように美しく白い磁器に夢中になります。

彼らには、中国の陶磁器を持っていることが、上流階級のステータスとなっていきました。

どうにか自分たちの国で磁器が作れるようにならないかと、各国こぞって研究開発が進められ、1710年にドイツ・マイセンでヨーロッパ初の磁器が生産されるようになりました。

当初は極秘であった制作方法は、瞬く間にヨーロッパ全土に広がり、イタリアやフランス等各国も競って磁器を生産するようなります。

◇◇◇◇◇

しかしイギリスでは、磁器に白さを出す白色粘土「カオリン」と呼ばれる鉱石が入手出来ず、白い磁器を作ることができませんでした。

当時版画家・肖像画家として知られたトーマス・フライ氏が、動物の骨を焼いて灰にしたものを原料に混ぜて焼くと、やわらかく、透明度の高い独特の輝きを持った焼き物になることを発見します。彼は、1748年にロンドン東部のボウ窯にて、特許を申請し、これがボーンチャイナの原型の誕生となります。

1790年頃には英国4大名窯のひとつ、スポード窯で牛の骨灰を混ぜることによって、素地をほぼ完ぺきな白磁に近づけ、柔らかい白の良質な磁器を作ることに成功します。

これ以降ボーンチャイナは、イギリス各地の窯で生産されるようになります。

ボーンチャイナの特徴

通常、骨にある鉄分が、磁器を焼く際に黒みを帯びてしまいますが 、牛の骨は鉄分がほとんどなく、リン酸カルシウムが豊富なため、白色の陶器を作るのに適していました。

牛の骨灰と磁土(じど)を混ぜ合わせ、そこに鉛釉(えんゆう・なまりゆう)を加えることで透明な白色の磁器を焼成できるのです。

一般的に25~30%以上の骨灰を含むものをボーンチャイナ、50%以上の骨灰を含むものを「Fine Bone China (ファインボーンチャイナ)」と呼びます。

◇◇◇◇◇

一般的な磁器とくらべてどのような特徴があるのでしょう

●強度がカップ類で2倍、プレート類で4倍強いと言われている

●独特の透光性がある

●寒色系の白ではなく、暖色系の温かみのある白

●磁器よりも低い温度で焼成するので、高温で褪色するような顔料でも使うことができる

●素地が薄いにもかかわらず、チッピング強度が強い(淵が欠けにくい)

●骨の成分が含まれているので一般的な磁器の粘土より粘りが少なく、形成が難しい

 

メゾン・ド・マルシェのボーンチャイナ商品をご紹介

■『Royal Arden (ロイヤルアーデン)』

イギリスに事務所を構え、契約デザイナーのMRS.OLIVIA OCONERが中心となって商品開発を行なっており大変人気の高い「ロイヤルアーデン」。

バラ柄や花のデザインが多く、ボーンチャイナ特有の乳白色の温かみのある下地はもちろん、金彩がありながら電子レンジの対応ができる優れものです。

最近の新作ウイリアムモリスをイメージしたデザインはどれもこれも色合いが美しく大変おすすめです。

マグカップ 各¥1,320

カップ&ソーサー 各¥2,750   素材:ボーンチャイナ

 

 

 

■『DUNOON (ダヌーン)』

英国イングランドのダヌーン社は個性的でオリジナリティーあふれる柄や、鮮やかな名画などお気に入りを見つけるのが楽しくなるプランドです。

軽量な白磁「Fine Bone China (ファインボーンチャイナ)」で作られており、たっぷり容量なのに、薄く軽いため使いやすいのも特徴です。



■『Wilmax(ウィルマックス)』

ルトングループ・アコーホテルグループ・ホテルインディゴ・マリオットグループなど、ホテルやレストラン・カフェを中心に世界100以上の国・地域で利用されている「Wilmax(ウィルマックス)」。

洗練されたシンプルなデザイン、美しいボーンチャイナの白をお楽しみください。

 

 

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