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BITOSSI イタリア製 陶器
[歴史あるイタリアの陶器ブランド BITOSSI]
1921年イタリアトスカーナ州で
グイド・ビトッシにより設立された陶器工房「ビトッシ」。
1946年、アルド・ロンディをアートディレクター
として迎え、職人的手法を上手く取り入れました。
2004年からは、アルド・ロンディの功績を称え、
彼が1950~1970年の間にデザインした作品を
限定生産するプロジェクトが始まりました。
近年は世界中のデザイナーと共に、伝統の中
にも革新的なデザインを感じさせる作品を
世に送り出し続けています。
[ALDO LONDI]
1911年イタリア、フィレンツェ生まれ。2003年没。
11歳より陶器製造所にて働き始める。
第二次大戦中、南ア・ヨハネスブルグで
強制収容所の囚人の身ながら、陶器の作業所を作り
制作に没頭。その後、様々な国を旅し、
各地で制作を行うだけでなく、陶芸学校の設立に
貢献することもあった。
ミラノのトリエンナーレや国際手工芸品展示会など
国内外の展覧会に出品。ファエンツァ国際陶器博物館や
英国王室コレクション等にも多数の作品が収蔵されています。
[RIMINI BLUE]
1946年から製作に加わったアルド・ロンディ
により作り出されたリミニ・ブルーコレクション。
機能性と幾何学模様をもちいた美しさを持つ、
世界各地でコレクションアイテムとして
人気があるシリーズです。
イタリア語で、深みのあるアドリア海のような
青を表す「BLU」と、そのアドリア海を
一望できるイタリアの街「RIMINI」が名前の由来となっています。
アドリア海を思わせる深いブルーのと、
幾何学模様が作り出す美しい濃淡は、
見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
窓際などの日の光に当たる場所に飾っていただくと、
その美しさが際立ちますのでおすすめです。
1950年代初頭、アルド・ロンディの創案によって
リミニ ブルーは誕生しました。
素材や製造方法など何度も改良され、
現在のビトッシ製品の8割以上は白粘土を使用して
制作されていますが、1950年代、同社のある
トスカーナ地方で採れる土のほとんどが赤土だったため、
当時のビトッシ社の陶器には主に赤土が
使用されていました。
表面のゴツゴツした表現は、耐火煉瓦を手で
細かく砕いて赤土に混ぜることで生まれます。
また、白いマテリアルを下塗りすることで
赤土でも後に塗るクリスタルブルーがきれいに
発色するよう工夫が施されていました。
BITOSSIの商品は、メゾン・ド・マルシェ那須高原店にて展示販売中です。