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メゾン・ド・マルシェでは様々な犬種の置物を展示販売中!
犬の置物をインテリアにいかがでしょうか?
犬は歴史上、人間が初めて家畜として飼育した動物であるといわれています。
犬と人間との関わりの歴史は驚くほど古く、約40万年前ごろの遺跡から、犬の先祖であるオオカミの骨が発掘されています。
少なくとも世界各地の約1万2000年前から~3万5000年前の遺跡においては人間が居住していた跡や洞窟の中から犬の骨が見つかっており、犬が人間と共に墓に埋葬されているのが見つかっているため人間と共に暮らし始めていたことが伺えます。
現代でも多くの人々に、犬は大切なパートナーや家族として考えられています。
ゴールデンレトリーバー
イギリス原産で、伯爵により作り出されたといわれる賢く優しい性格の犬種で、広く愛好されています。
陶器置物 イタリア製 H66cm
猟犬
狩りにおいて森の中で小回りのきく犬は絶好の相棒です。
真鍮置物 インドネシア製
サイズ W50cm×D21cm×H28cm
グレートデン
全ての犬種の名中で最も体の大きいグレートデン。オスでは体高が80cmにもなります。
また体重に対しての筋肉量は他の大型犬と比べて最も高い割合になっています。
セラミック置物 イタリア製
サイズ W40cm×D12cm×H21cm
人類が発展していく過程の中で、牧羊犬など様々な犬が活用されるようになりました。一方、犬側にも、人間と一緒に過ごすことで外敵から身を守り、エサをもらうことができるというメリットがあったため、両者はお互いに共生関係となっていったのです。
古代、家畜として利用されてきた犬が、現代のようにペットとして飼われるようになった年代については諸説あるようです。古代エジプトの神話には「アヌビス」という犬の姿をした神が登場しており、当時から犬が神聖なものとして崇拝され、大切に扱われていたことがわかっています。
日本でも、平安時代にはすでに犬や猫を飼うブームがあったと考えられているほか、犬将軍徳川綱吉など歴史上の人物にも大の犬好きとして知られる人物が数多く存在します。
このように、犬は古くから人間の生活においてかけがえのない存在として活躍してきました。 特にヨーロッパでは犬は人間のパートナーとして扱われ大切に扱われています。ヨーロッパでも特に犬との関係性が強い国をご紹介します。
ドイツ
ドイツはヨーロッパでも随一の動物福祉国です。犬の権利を守ることが当然のこととして考えられています。また、「犬税」という犬を飼育する人が支払う税金があり州役所届け出が必要です。
ドイツでは原則として殺処分は行わず、事情があって、飼い主が飼育できなくなった犬は、ティアハイムという民間のシェルターに保護されます。このティアハイムは、ドイツ国内に約1000施設ほどあります。
保護施設“ティアハイム”
ドイツ国内最大の“ティアハイム” ベルリン
ティアハイムとは、ドイツ語で「動物の家」という意味で保護された犬は、ティアハイムで新しい飼い主との出会いを待ちます。
もし、飼い主と出会えなくても、この施設で終生生活をすることが出来ます。
検疫室や病院もあり、獣医師や動物看護士、従業員やボランティアスタッフによって運営されています。年間予算の収入は、市民や企業からの寄付金からなり、行政からの助成はないとのこと。ドイツ国民の動物愛護の意識の高さが伺えます。
病気で治療が必要な犬には治療を、しつけが必要な犬にはトレーニングを、心の治療が必要な犬にはリハビリを専門のスタッフが行います。また、飼い主には飼育経験によった講習会を開いています。
ティアハイムから犬を引き取るには、いくつもの条件をクリアしなければなりません。
家族構成や住居環境、仕事についてなど細かい審査があります。例えば、1日8時間以上自宅を留守にする人には譲渡されません。
犬を購入する場合、日本のようなスタイルのペットショップではなく、ブリーダーから購入します。ドイツでは犬の販売条件を定めた法律が厳しいため、実際展示販売が不可能なのです。
犬を飼いたいと決めたら、ブリーダーに予約を入れて出産を待つか、ティアハイムに通い惹かれる犬を探します。
また各種条例により飼育環境も細かく定められています。
フェンスに囲われた飼育場、またその他に屋外の運動場が充分に与えられるとともに、犬を飼養し世話する、もしくは世話すべき人(飼養者)との交流が充分に保証されねばならない。運動場および社会的交流は、犬の種類、年齢、健康状態に適合したものでなくてはならない。
室外で飼育する場合には、断熱性の素材で作られた小屋であること、保護壁と断熱材を使った日陰の休息場所があること、自由に動けるようヒモの長さは最低6mなければならない。
犬だけでの長時間の留守番も規定されており、基本的には4時間以上は好ましくないとされています。10時間以上の留守番は虐待とみなされ通報されてしまうそうです。
イギリス
動物愛護先進国として有名なイギリス
かつて日本が動物愛護のお手本にしたのがイギリスと言われています。
イギリスでは1824年に動物愛護の前進団体が設立され、1911年に動物保護法が制定されました。現在イギリスには動物に関連する法令が70を超える数あるといいます。
イギリスでは、犬は「companion(コンパニオン)」と考えられ、犬は仲間・家族だという考え方が深く浸透しています。
そのため、自分の子どもを教育するような感覚で、飼い犬もトレーニングスクールに通わせます。公園などで散歩をさせている犬の多くがノーリード。日本でノーリードの散歩は飼い主の責任問題ですが、きちんとトレーニングをされているからこそ可能なことで、犬同士のケンカなどはめったにないそうです。
もちろん公共交通機関やレストラン、ホテルもきちんとトレーニングがされている犬なら出入りもOKです。
犬は仲間というほど、イギリスでは人間と犬の生活が密着しています。
イギリスの王室では代々「ロイヤルドッグ」と呼ばれる犬を飼う習慣があります。
特に現女王であるエリザベス女王は子供の頃から愛犬家。これまで30匹以上ものコーギーと生活され、最も多かった時には13匹のコーギーが女王の居間で寛いでいたようです。
愛護精神、意識の高さは、犬と過ごして来た長い歴史を経て確固たるものになっています。
アニマルポリス
アニマルポリスは、王立動物虐待防止協会に属するセクションのひとつで、動物愛護に関する法律の違反を取り締まっています。法律に基づき、動物の虐待者や飼い主の義務違反を捜査・告訴・逮捕・指導すると共に、動物を保護する活動を行っています。アニマルポリスはとても人気のある職業で、毎年20人採用枠に2,000人もの応募があるそうです。人々はアニマルポリスになることに誇りを持っています。
メゾン・ド・マルシェ全店でいろいろな犬種の置物ご用意いたしております。
ぜひお越しくださいませ。