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もしも猫ちゃんが椅子に変身したら・・・ バルーンバックチェアの魅力《 名古屋店 》
皆さま、こんにちは!
今回はバルーンバックチェアの魅力についてご紹介させて頂きます。
19世紀、ヴィクトリア時代、イギリスが最も栄えていた時代に
誕生したバルーンバックチェア。
まあるく空いた背もたれが特徴です。
当時のイギリスでは産業革命によって、工業の発達と大量生産が可能になり
あらゆるデザインの家具が機械で大量生産された時代でもあります。
貴族だけでなく富裕層はもちろん幅広い層の生活が向上し、
人々の暮らしは全体的に洗練されて豊かになりました。
お家にお招きしたりされたりのホーム―パーティーも盛んに行われた時代。
サロン(応接室)をはじめパーラー(客間)、ダイニングと幅広く使われたバルーンバックチェア。大人気となり数多くのデザインが生産されました。
背もたれの部分に透かしの模様や彫りが施され、目移りするほどの多種多様なデザインのヴァリエーションがあります。
ジャンルとしてはサロンチェアですが、フォトジェニックな姿ですから、置いてあるだけでも圧倒的な存在感です。
スモーキーなシルバーグレイのペイントが施されたこちらのチェア
座面はつややかに輝くブルーグレイのベロア生地。
ロシアの猫を思わせるような凛とした優美な佇まいが魅力です。
いたずらな猫が椅子に変身したとしたら・・・きっとこんな感じ。
小ぶりのサイズですので、ドールやぬいぐるみを座らせても様になります。
尤も、気位の高い猫ですから、「私一人で充分ですよ」と言うかもしれませんね!
そんな物語がふと浮かんだ雨の午後です。
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