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顧客様邸宅ご紹介~色彩の芸術・名古屋M邸~《 那須高原店 》
こんにちは。那須高原店店長 増田です。
私は、2018年8月から2021年10月まで名古屋店を担当しており、その際に、M様との出会いを頂戴しました。
ご新居の家具をお探しに、名古屋中の家具店をあちこちめぐられて、弊店までたどりつかれ、英国様式をベースにしたアレキサンダーやこちらも英国伝統スタイル、チェスターフィールドをご覧いただき、家具や弊店に運命の出会いを感じてくださり、全てをお任せいただけることになりました。
お忙しいお仕事の合間に、何度もご来店くださりご納得いくまでお話し合いを重ねました。
ダイニングチェアは、チェスターフィールドの一人掛けを色違い(オリーブ×2、レッド、ブルー、オータムタン)で5脚揃え、それにあわせてダイニングテーブルの大きさを決められました。
こちらは弊店のお品ではございませんが、素材は「この木何の木気になる木」のCMでお馴染みのアフリカのコシボです。
大きく育つため一枚板の家具に加工しやすく、不規則な木目や色の濃淡によるグラデーションの美しさが特徴です。
テーブルの脚には鮮やかな色遣いの椅子用布地をはり、みているだけで楽しくなるダイニングルームになりました。
照明はヴェネチアングラスです。
ムリーネという断面に美しい模様がでるように作られた金太郎あめのようなガラス棒を用いたムラーノガラスの伝統技法。
古代ローマ時代に発祥。その後途絶えましたが、モレッティ工房によって復刻されました。
私は出張でヴェネチアに行かせていただきましたが、一番の思い出と言えばトラットリアで食べたピィツァ。
一つはとっても美味しく、一つはちょっと・・・。衝撃のお味でした。
奥に見えるカーテンはフランスのカサル社の大変高級な生地をつかったものです。
独特の光沢感としっとりとした手触りは諸外国が憧れるフランス製ならではのお品です。
リビングルームには、セオドア・アレキサンダーのどっしりとしたセンターテーブル。
天板は本をデザインしたもので、脚はネジネジしているツイストレッグ。
ソファは大変人気のあるデザイン、ボタン押しが特徴のチェスターフィールドのキャメルバック(背もたれがラクダのこぶのようにやまなりになっています)
お色はバーガンディ(フランスのブルゴーニュ地方で作られる赤ワインをイメージした濃い赤紫色)。
日本では通常のお作りは3人掛けまでですが、イギリスへ特注し4人掛けを取り寄せました。
照明はブルーのガラスシェードが美しいフランスのティエフ社の物です。
こちらのカーテンもフランス・カサル社のお品です。
ロッキングチェアとオットマンはこちらもチェスターフィールドでお色はアンティークゴールドです。
チェストはセオドア・アレキサンダー、ティッシュボックス、ダストボックスはブック型イギリス製。重量感がありしっかりしとしたお品です。
最後に、作り付け収納にフランス・エリティスの壁紙を貼ったお写真をご覧ください。こちらも高級なお品で、発色や素材の良さが一味も二味も違います。
廻り縁の下の内壁がバンブー(くすんだ黄色)、大きな出窓から光も差し込みますので、M様のために地中海の太陽が似合うようなデザインを選ばせていただきました。
M様邸はいかがでしたでしょうか。
M様の発想力、豊かな感性、とても魅力的で私もお仕事させていただいている間、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
遠い那須へ越した今でも、時々ご相談をお受けしております。
これからも末永くお付き合いを続けさせていただければと思っております。
M様この度は、ブログ掲載を快くご承諾くださり、心から御礼申し上げます。
皆様本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。なにかご相談ごとなどございましたら、どうぞラインやお電話などでお気軽にお声がけください。いつでもお待ちしております。
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