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視点を変えて家具たちをみる~ものさしは一つじゃない~《 那須高原店 》
こんにちは。那須高原店店長 増田です。
今日は、私のお店の家具たちへの接し方についてお話しようと思います。
私は、お店の商品をよく「この子」と呼んでお客様からあなた「この子」っていうのね。と言われることがありますが、私は商品をわが子のようによく観察して愛情を持ってみてあげるのが、私の接し方です。
そうなるには、過程があったのですが、まず、自分の価値観が変わった、あるいは変えてもらった事からお話したいと思います。
私は小、中、高、大学と親に勉強しなさいと口酸っぱく言われれば言われるほど、反抗心がわき、家に帰ってかばんを置くと、友人たちとすぐに遊びにいってしまうという毎日で、全く勉強をしてきませんでした。(今は、親の言うことを聞いて勉強しておけば良かったとよく思います。)ですから、もちろんのことテストの結果はさっぱりで、大学もようやっと滑り込んだという有様でした。
そんな私が、この会社にお世話になり神戸店、姫路、名古屋、那須と店長を任せていただき、お客様から頼りにして頂き、毎日張り合いをもって働けることは、私の人生において本当にありがたいことです。
仕入れでイタリア、ドイツ、フランス、中国と何度も海外に行かせていただきました。
日本の常識は海外では、文化が違うこともあると学びました。
このように広い世界をみるチャンスをいただき色々な価値観にふれると、お店に並んでいる商品たちの見方も変わってきました。
他の販売員からみると、売れそうにない冴えない商品でも、いやいや、この子の材質をみてください。素晴らしいですよ。や、この子がこういう形をしているのには意味があるんですよ。など。
視点を変えてみると商品の良い所が見えてくるんです。
そしてその価値をお客様にお伝えしてお買上いただくとまさにわが子をお嫁に出すような気持になります。
お嫁に出すときは、丁寧に念入りに磨いてあげます。
そして心の中でよかったね。戻ってきちゃだめだよ。と声をかけています。
ものさしはひとつじゃない。色々な角度から物事をみる。人生と同じですね。
どうぞ皆様、私の自慢の子供たちをみにお店にお越しください。
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