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ペルシャ絨毯の主な産地【2018ペルシャコレクション展】

 

ペルシャ絨毯の主な産地

ペルシャ絨毯の工房は長年に渡り伝統を守り育んできた工房から、
新進気鋭で斬新なデザインを取り入れて頭角を表している工房まで様々です。
優れた技術者の往来は古えより常に行われており、技術やデザインは相互に影響を受け続けています。

タブリーズ

羊毛の産地としても有名なタブリーズ。デザインは多くの色彩(色糸)を
使いながらも全体的には落ち着いた色調が特徴。ペルシャ語で「小さい魚」を
意味するリーズマヒデザインや、アリナサブ工房に代表される、写実的な絵画絨毯も人気があります。

タブリーズはイラン北西部、トルコとの国境に近く、古くから東西の貿易地として
栄えた都市です。16世紀、オストマントルコ侵攻から逃れるまで、サファビー朝初期の首都でした。

 

【アリナサブ工房】
タブリーズを代表する絨毯工房です。現在、創立者のアハマッドホセイニの4人
の息子達が絵画絨毯の制作を行っています。きめ細やかで正確な結びと
微妙な色彩を表現する優れた技術によって動物・植物・風景作品などを生き生きと
鮮やかに織り上げ、世界中で評価を得ています。

 

ナイン

 

 

ベージュや白などを基調とした落ち着いた色彩のものが多く、素材はシルク&ウール。
基本的にウールで出来ており、絨毯の模様の周りにシルク糸が使われています。

 

ナインはイラン中央部イスファハンの北東にある高原の町。以前は上質の羊毛の産地として有名でした。
1920年代に有名な絨毯の産地であるイスファハンから絨毯の技術が伝わり、今では主要な産地の一つになっています。

ナイン産の絨毯は縦糸に綿糸を使います。落ち着いた色使いと上質な織りは、和室にも洋室にも合わせやすく、

日本人に最も愛されている絨毯の一つといっても過言ではありません。

 

ケルマン

 

他の産地とは趣の違う優しい色彩と、繊細なデザインが特徴。華やかで美しい花々で
埋め尽くされた絨毯が多く、まさに砂漠の中のオアシスといった心地よさを表現しています。

 

クム

クムの絨毯の特徴は、なんといってもシルクです。コルクウールの絨毯も多く作られていますが、

シルクの絨毯は圧倒的に有名です。絹の産地としても有名なこの地では、多くの工房がイラン各産地の特徴的なデザインを取り入れ、

絹独特の光沢と色彩で新たな絨毯として表現し、美しさを競い合っています。

 

 

【タクテ ジャムシッド工房】イラン北部の最高品質の絹糸に、天然材料による染色を施し、色彩豊かなオリジナルの花模様が特徴。

 

【マスミ工房】天然染料で染め上げたカスピ海沿岸産の最高級シルクを使用。クム本来のペルシャ結びで、透明感のある繊細な絵柄を表現しています。

 

カシャーン


9世紀後半から作られたゴルダニ・メへラブ模様もアンティークやオールドカーペットとして
数多く残っていますが、現在はメダリオンにコーナーを持つ、正統派デザインが主に作られています。

カシャーンは、イラン中央部のキャビール砂漠の北西端にある古都。「美しいタイル(カシ)」が町の名の語源とも言われています。
古くから伝統工芸の町として栄え、16世紀サファビー朝時代、絨毯の産地として数々の名品を生み出しました。

 

イスファハン

 

子羊の毛を紡いだコルクウールを使った精巧で精密な正統派デザインや、シャーアッバスデザイン。

イスファンはテヘランに次ぐイラン第二の都市。16世紀にテヘランを首都と定めたサファビー朝5代目の王、シャーアッバスは、
イスラムの芸術や文化に情熱を注ぎ、絨毯の技術は飛躍的に発展し、王室直営の絨毯工房が次々と設けられました。1930年代から続く、
セイラフィアン工房は特に有名で、ペルシャ絨毯の代名詞と言える産地です。

 

 

神戸本店にて9月22日(土)・23(日)・24(月)開催されるペルシャコレクション展では、

今回ご紹介した産地の有名工房作品や、貴重なアンティーク絨毯、お手頃価格なヴィンテージ絨毯まで幅広くペルシャ絨毯を展示致します。

 

本場イランより来日された織り子さんによる織りの制作実演や、日本語ができるイラン人スタッフを交えペルシャ文化に触れる事ができます。
是非この機会に、本物のペルシャ絨毯の奥深い魅力をご体感ください。

 

 

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